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「3時間待ちの3分診療」といわれる日本の病院事情ですが、予約制の浸透したアメリカにあっても、予約をするのにも待たされるという話はよく聞きく。

例えば、風邪でかかりつけの先生に受診しようと思って予約をしようにも、電話口のナースが症状を聞き、急を要さないと判断すると、「3日後にまだ熱があったら救急を受診してください」と言われ、市販の風邪薬を服用するよう指示を受けるとか。

予約が取れても安心はできません。経験的には、30〜60分の待ち時間のあと診察室に呼ばれても、ナースが来て血圧などを計り、「すぐに先生が来ますので」と言ってから少なくとも15分は待たされる。

薬や会計で待たない利点はあるものの、やはり半日仕事になってしまう。日本におけるアメリカ観「少なくとも福祉の分野では、アメリカは進んでいて、日本では遅れている」ということがある席で話題になりましたが、思わず「それは違うと思う」と言ってしまった。

アメリカでは、治療を受けた際には必ず、「もし保険会社から治療費が支払われなかった場合、必ず自分で支払う」という宣誓書に署名させられるのだ。

ちゃんと保険がおりるまで安心はできない。今回の手術で、腫瘍をすべて摘出できず、近いうちに再手術をして子宮を摘出しなければならない。

今回の手術は、腹部に小さな穴を開けてカメラを通しただけで、開腹手術をしたわけでもなく、病院にいたのは半日だけ。それで100万円もかかったため、「次の手術はいったいいくらかかるのか」と心配している。

入院すれば、一日十万円以上請求されるのだ。アメリカで出産当日に退院する女性が増えているのも、医療費の高騰が原因だ。アメリカ人の友人は、出産の際に、ティッシュ・ペーパー2000円、脱脂綿2000円を請求されたとの話もある。

アメリカには、日本のような国家健康保険はない。ここ数年、国家保険制度を導入するかどうかで激しい議論が続けられている。国家保険がないアメリカでは、皆、どうやって医療費を払うのか?個々で、保険会社の保険に入るわけだが、会社に勤めている場合は、会社が入っている保険に加入することができる。

しかし、必ずしも会社が掛金を全額負担してくれるわけではなく、一部だけ負担してくれたり、中には保険がまったくないところすらある。掛金が払えず、保険にまったく加入していないアメリカ市民、在米外国人は少なくない。

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